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2年目のジンクスってホント?新人王の翌年の成績を調べてみた③

この記事は2年目のジンクスシリーズ第三弾です!

前回の記事はこちら!


 

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さて今回は2008年から2004年までを検証していきます。

 

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2008

セリーグ

山口鉄也

※3年目に受賞

 

新人王獲得時

登板  32

投球回 25.1

防御率 2.32

勝利  11

敗戦  2

セーブ 2

H           23 

 

2年目の成績

登板  73

投球回 78

防御率 1.27

勝利  9

敗戦  1

セーブ 4

H           35

 

 

パリーグ

小松聖

 

新人王獲得時

登板  36

投球回 172.1

防御率 2.51

勝利  15

敗戦  3

セーブ 0

 

2年目の成績

登板  17

投球回 91.1

防御率 7.09

勝利  1

敗戦  9

セーブ 0

 

育成の星。山口鉄也投手が新人王を獲得しています

3年目かつ少ない投球数での受賞で反対意見もありましたが、翌年に73試合、防御率1.27を記録し周囲の声をシャットアウトします。

 

小松投手は一年目に15勝と圧倒的な投球を見せますが、翌年に防御率7点台を記録し大きく成績を落としてしまいました。

 

 

2007

セリーグ

上園啓史

 

新人王獲得時

登板  17

投球回 85.2

防御率 2.42

勝利  8

敗戦  5

セーブ 0

 

2年目の成績

登板  9

投球回 43

防御率 3.14

勝利  4

敗戦  0

セーブ 0

 

 

パリーグ

田中将大

 

新人王獲得時

登板  28

投球回 186.1

防御率 3.82

勝利  11

敗戦  7

セーブ 0

 

2年目の成績

登板  25

投球回 172.2

防御率 3.49

勝利  9

敗戦  7

セーブ 1

 

現在メジャーリーグで活躍する田中マー君が登場

高卒一年目に二桁勝利をあげ一流ピッチャーの仲間入りを果たします。

 

翌年、日米通じて唯一の1桁に終わりますが、夏に行われていたオリンピックに出場していたこともあり、実質的には前年並みの成績を起こしています。

 

 

2006

セリーグ

梵英心

 

新人王獲得時

試合  123

安打  130

打率  .289

本塁打 8

打点  36

盗塁  13

 

2年目の成績

試合  136

安打  135

打率  .260

本塁打 18

打点  56

盗塁  20

 

 

パリーグ

八木智哉

 

新人王獲得時

登板  26

投球回 170.2

防御率 2.48

勝利  12

敗戦  8

セーブ 0

 

2年目の成績

登板  15

投球回 85.1

防御率 4.54

勝利  4

敗戦  6

セーブ 0

  

セリーグでは内野手の梵選手が新人王を獲得しています

一年目に.289の好打率をマークすると、翌年はパンチ力も付け加わり18本塁打を記録しています。

 

パリーグの八木投手は12勝をマークした翌年は不調に陥ります

勝ち星よりも負けが先行し、一軍のローテに勝ち残れませんでした。

 

 

 

2005

セリーグ

青木宣親

※2年目に受賞

 

新人王獲得時

試合  144

安打  202

打率  .344

本塁打 3

打点  28

盗塁  29

 

2年目の成績

試合  146

安打  192

打率  .321

本塁打 13

打点  62

盗塁  41

 

 

パリーグ

久保康友

 

新人王獲得時

登板  19

投球回 121.2

防御率 3.40

勝利  10

敗戦  3

セーブ 0

 

2年目の成績

登板  23

投球回 140.1

防御率 4.55

勝利  7

敗戦  13

セーブ 0

 

イチロー二世の青木選手は2年目に新人王だけでなく首位打者も獲得しています。

翌年、安打数こそ減りましたが、ホームラン、盗塁を飛躍的に伸ばして選手としてのレベルを一段階上げました。

 

久保投手は一年目に規定投球回に届かずとも二桁10勝をあげ新人王に輝きます

しかし翌年。投球回こそ伸ばしますが勝ち星7に対して13の敗戦がつき、防御率の上昇も相まって2年目のジンクスにハマったと言えるでしょう。

 

 

2004

セリーグ

川島亮

 

新人王獲得時

登板  23

投球回 139.1

防御率 3.17

勝利  10

敗戦  4

セーブ 0

 

2年目の成績

登板  20 

投球回 128.1

防御率 2.81

勝利  9

敗戦  10

セーブ 0

 

 

パリーグ

三瀬幸司

 

新人王獲得時

登板  55

投球回 67.2

防御率 3.06

勝利  4

敗戦  3

セーブ 28

 

2年目の成績

登板  54

投球回 45.2

防御率 4.73

勝利  2

敗戦  2

セーブ 18

H            11

 

2004年は二人の好投手が新人王に輝きます

 

川島投手は2年間コンスタントに成績を残しチームに貢献しています。

ただ、一年目は貯金6を残したにも関わらず、2年目には借金1となってしまったのはマイナスポイントです。

 

三瀬投手は守護神として活躍。

2年間ともに高水準で活躍しますが、一年目は登板数を超える投球回をマークしているのに比べ、翌年は登板数を投球回が下回っているのは気になります。

また防御率も1.5以上悪化しており、若干ジンクスにハマったと言えますね。

 

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今回は2008年から2004年までの新人王を調査しました

 

これまでは2年目のジンクスといっても微々たるものでしたが、この年代、特にピッチャーに関しては総じて成績を落としていることがわかりました。

 

やはり2年目のジンクスは年代を遡るほど強く影響してくるのか、、

 

次は2003年から1999年の新人王の検証です!

 

 

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