yakyuukiroku’s blog

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2019年投手WAR TOP10のコスパを計算してみた

こんにちはいちごじです
CSが盛り上がっていますね。

 

特に今日なんか阪神VS横浜のCSで、最大6点差を逆転してタイガースが勝っちゃったものですから、まさに目が離せない試合でした。

 

そんな大盛り上がりのCSの水面下では、FA選手の調査や引き止めが繰り広げられています。

 

より活躍できる選手の補強は、各球団の将来を左右するのでフロントも必死です。

 

ということで今回は、2019年にもっともチームに貢献したピッチャー&コストパフォーマンスをTOP10形式でご紹介していきます!

 

今回は平均的な同じポジションの選手と比べて、どれだけチームに勝ち星を与えられたかを示したWARという数値を使いますので、実質WARランキングとお考えください。

例)WARが3.0の投手は、他の平均的な投手と比べて3勝分チームに貢献している。

 

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WARランキングTOP10

 

1 山口 俊  6.6

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2019年投手WARランキングに輝いたのは山口俊投手でした。
エース菅野選手が不調の中、チームの柱として大活躍!

 

188奪三振、170投球回と投手WARで重要視される項目が非常に高いレベルだったことが大きな要因でしょう。

 

そんな山口投手の推定年俸は2億3000万円

それをWARで割ると、

230,000,000÷6.6となるので、1WARあたり約3484万となりました!

 

これが高いのか安いのか、どんどんみていきましょう。

 

2 千賀滉大  5.9

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第二位に輝いたのは4年連続で二桁勝利を決めた千賀滉大投手でした

奪三振と投球回は、1位の山口投手を上回る227投球回と180投球回でした!

 

ただ、四球数や被本塁打は山口投手の方が優秀だったため、惜しくも2位となります。

 

さてWARでは山口投手に遅れをとりましたが、コストパフォーマンスではどうか、
推定年俸1億6000万に対してWARが5.9なので

1WARあたりを算出したところ、、約2711万円となりました!

 

コスパ対決では千賀投手に軍配!

 

3 今永翔太  5.3

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今シーズン復活を遂げた今永翔太投手
左投手では最高のWARを叩き出します。

 

投球回、奪三振ともに山口投手と遜色ない成績を叩き出しますが、
(170回、186奪三振

本塁打が18というのが響いて3位となります。

 

しかしコスパではなかなか強そうだ。

今永投手の年俸はなんと、6700万

それを5.3で割った結果、1WARあたりの費用は1264万円!

 

山口投手の半分の値段でチームを2位に押し上げました!

 

4 山本由伸  5.1

 

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今シーズン先発に転向し、大ブレークを果たした山本由伸投手

TOP10の中で最年少ランクインです。

 

圧巻の投球でパリーグ最優秀防御率に輝きますが、投球回が規定ギリギリの143回ということでWARを伸ばせませんでした。

 

しかし、一軍で活躍し始めてまだ日が浅いこともあり、今季の年俸は4000万!

それをWARで割ると、、1WARあたりの費用は784万円

 

初の1000万以下を叩き出しました!

 

5 山岡泰輔  4.4

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4位の山本投手に続いてオリックスからランクインしたのは山岡泰輔投手
完成度の高いピッチングでコンスタントに数字を積み重ねました。

 

入団3年目の今季の年俸は4500万円とかなり安く、1WARあたりの費用も1022万円と山本投手ほどではないですが、リーグ屈指のコスパを誇りました。

 

6 有原航平  4.4

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自己最多の15勝をマークした有原航平投手
防御率も2.46を記録し、防御率のタイトルを取ってもおかしくない数字で見事ランクインします。

 

入団以来コンスタントに成績を残してきたので年俸は7000万
(それでもかなりお得です、、!)

 

1WARあたりの費用は1590万でした。

 

7 西 勇輝  4.1

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今年オリックスから移籍してきた西勇輝投手が堂々のランクイン


打たせてとるピッチングスタイルではなく、当初は内野陣との連携に苦悩していたかに見えましたが、最終的には二桁勝利をおさめ、投球回も自己最高の172.1回をマークします。

 

FA加入ということもあり年俸は少し高めの2億5千万円

1WARあたりの費用は6097万円とここまでトップだった山口投手の倍近くを記録しています!

 

8 ジョンソン 3.9

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ここにきて助っ人投手が初ランクイン

シーズン最終戦まで防御率のタイトルを争ったジョンソン投手。

 

4度目の二桁勝利をマークしますが、被安打率・被本塁打率が例年に比べて悪化したシーズンでした。

 

年俸は助っ人ということもあり、3億4千万円と少しお高め
1WARあたりの費用は8717万円と今回のランキングでは最高の数字を記録します。

 

9 大瀬良大地 3.6

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昨年より数字を落としたものの、広島のエース大瀬良大地が意地のランクイン

完投数はキャリアハイを更新する6度達成しますが、被本塁打が前年と同じくキャリアワーストタイの22を記録しています。

 

年俸はジョンソンの半額以下の1億4500万ということもあり
1WARあたりの費用は4027万円とWARでは負けましたが、コスパでは大瀬良投手の方が優秀という結果になりました。

 

10 大野雄大  3.3

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最後は大復活を遂げた大野雄大投手

ノーヒットノーランの達成や最優秀防御率のタイトルも獲得したことを考えれば10位というのも意外な気がしますね。

 

おそらく、勝ち星が二桁に届かなかったことや、18の被本塁打(山口俊は8)がWARを下げた要因でしょう

 

前年不調だった大野投手の年俸は6000万円

1WARあたりの費用は1818万円でした。

 

コスパランキング

 

とうことで、ただでさえ、めちゃくちゃチームに貢献している投手WAR TOP10の選手のうち、フロントにも貢献しているコスパランキングを発表します!

 

1WARを稼ぐのに各選手必要だった金額は、、

 

1  山本由伸  784

2  山岡泰輔  1022

3  今永翔太  1264

4  有原航平  1590

5  大野雄大  1818

6  千賀滉大  2711

7  山口俊   3484

8  大瀬良大地 4027

9  西勇輝   6097

10 ジョンソン 8717(万円)

 

このような順番になりました!

今年3連覇を逃した広島が一勝少しお金がかかってしまった印象ですかね。

 

意外だったのが、パリーグの最下位に沈んだオリックスがTOP2を独占する中、セリーグ最下位のヤクルトはカスリもしなかったことですかね。

 

ここから見るに、オリックスは若手でコスパのいい投手がいるなか、ヤクルトは若くていきのいい投手が現れなかったってことですかね。

 

タイトルにコストパフォーマンスはありませんが、チーム作りを考える上でお金と成績は切っても離せないので、みなさんの球団ごとにコスパランキングを作ってみてはどうですか?

 

それではまた!