yakyuukiroku’s blog

野球情報を毎日お届け!歴代NPB記録や今日の先発ピッチャーの情報までなんでも届けます!

【総勢54人】フレッシュオールスターMVPのその後を調べてみた③

この記事は、若手の登竜門であるフレッシュオールスターMVP選手の活躍度合いを検証する【フレッシュオールスターMVPのその後を調べてみた②】の続きです!

 

yakyuukiroku.hateblo.jp

 

f:id:kyouiku15g:20191026220558p:plain

 

2005-2009

 

 

2004年のMVPは鶴岡慎也捕手
ダルビッシュの相棒として覚えている人も多いのではないでしょうか?
とはいえ、ダルビッシュ退団後にもB9とGGを獲得していたり、吉川光夫と同時に最優秀バッテリー賞を受賞しているなど、様々な場面で活躍している一流捕手の一員です。

 

高い身体能力で活躍した飯原選手は、MVPを獲得した一年目に28試合に出場すると、翌年にサードの守備位置を確保しレギュラー入りを果たします(18失策はリーグ1位)
社会人出身と長く活躍はできませんでしたが、身体能力の高さに夢見たプロ野球ファンは多くいたでしょう。

 

 

2007年の中東選手は高い脚力を生かした走塁が得意で、フレッシュオールスターでは二盗、三盗を立て続けてマークしました。
2011年には64試合に出場しましたが、バッティングが伸びず2015年に戦力外通告を受けました。

 

原拓也選手はプロ野球プライドという当時ハマっていたゲームで初めて出たSランク選手ということもあり個人的に推し選手でした。
複数ポジションを守れる選手として、西武・オリックスの両球団で重宝された選手です。

 

2009年のMVPは️『日本の4番』こと中田翔選手

フレッシュオールスターではイースタンリーグの4番として2安打2打点の大活躍でMVPを獲得しています。
翌年から徐々に試合出場を重ねていき、現在通算226本のホームランと2度の打点王を獲得する活躍を見せています。

 

2010-2014

 

 

フレッシュオールスターではホームランを放つ活躍を見せた岩崎選手ですが、最大の強みは足の速さ。MVPを獲得した2010年には2軍で盗塁王も獲得しています。
しかし、その長所を一軍ではうまく発揮することはできず、通算7年で144試合の出場で引退しています。

 

2011年MVPの荒木選手は層の厚いヤクルト野手陣の中で80試合前後に出場するなど、チームをサポートする貴重な選手となっています。

 

2012年MVPの中谷選手は、MVPを獲得した翌年以降、2年連続で一軍での出場がなく、戦力外の噂も建ち始めました。
しかし、2017年に133試合に出場し20本塁打を記録し大ブレイク。
ここ2年本調子が出ていませんが、広い甲子園で20本塁打を達成した長打力で、絶対的レギュラーをものにして欲しいところです。

 

2013年の加藤選手は本塁打ふくむ猛打賞でMVPを獲得。
ちょくちょくスタメンで出場していますが、同僚の鈴木大地選手のFA退団が有力な来シーズンが大きな山場でしょう。

 

アジャこと井上選手が2年連続でロッテからのMVP獲得となっています。
長打力が期待されながら入団からの4年間でわずか4ホーマーと期待に答えられません。
しかし、迎えた2018年に24HRを記録しブレイクすると、2019年にも24HRを記録し主砲に成長。
将来の本塁打王として期待が高まります。

 

 

 

 

2015-現在

 

  • 荒天中止
  • 岡本和真(巨人)採点なし
  • 曽根海成(福岡)採点なし
  • 石垣雅海(中日)採点なし
  • 小園海斗(広島)採点なし

 

雨天中止を挟んで2016年にMVPを獲得したのはジャイアンツの4番 岡本和真選手
フレッシュオールスターでは4番に座り本塁打ふくむ三打点を記録します。
その2年後の2017年に高橋由伸監督のもと、4番として我慢強く起用されつづけ、シーズン終了時には史上最年少での3割30本100打点を記録しました。

 

ドラ1の岡本選手ののちにMVPを獲得したのは育成3位の曽根選手

入団3年間で一度も一軍出場はありませんでしたが、フレッシュオールスターMVPを獲得したのちの7月に一軍に上がり2試合に出場します。
翌年に広島へトレードされると、今年、69試合に出場し、カープの苦しい内野事情を助けました。

 

2018年にMVPを獲得したのは石垣選手。
豪快なフルスイングでバックスクリーンに本塁打をぶち込んだシーンはYoutubeを探せば見つかるでしょう。
2019年には菅野投手から一軍初安打を記録しており、高い身体能力を武器に来シーズン以降出場数を増やしてきそうな注目選手です。

 

2019年
今年のフレッシュオールスターMVPは高卒ドラ1の小園海斗選手でした。
イースタンの1番打者として打席に立つと、相手先発の吉田輝星から先頭打者ホームランを記録します。
その後、絶対的レギュラー田中広輔の不調もあり、一軍では58試合に出場し、4本塁打をマーク。
来シーズンもしかしたら広島のショートスタメンはこの男が担っているかもしれません。

 

 

 

まとめ

いかがでしたか?
多くのスターや一軍戦力級の選手がMVPを獲得していて️『あれ?あの選手フレッシュオールスターMVPだったんだ!』って選手もいたんじゃないですか?

 

選ばれる選手の特徴は

  • 大卒選手
  • 一本のホームランより複数安打
  • 近年は野手多め

の3点がありました!

 

それもあってか、意外と名球会の選手は少なく、ホームラン王や打点王のタイトルを獲得した強打のスラッガータイプもあまりいませんでした。

 

とはいえ、過去のデータが証明している通り、フレッシュオールスターMVPを獲得した選手の多くは一軍でバリバリ活躍しているので、来年のMVPが誰になるのか予想してみてくださいね!