【戦力外番組】プロ野球戦力外通告・クビを宣告された男達の歴代出演者②
このブログは【総勢53人】プロ野球戦力外通告・クビを宣告された男達の歴代出演者①の後編です。
2012年
- 木下達生 ヤクルト➡︎引退
- 中村真人 楽天➡︎引退
- 松本幸大 ロッテ➡︎オリックス
- 中谷仁 楽天➡︎巨人
- G.G.佐藤 ロキテクノ(社会人)➡︎ロッテ
- 古木克明 元格闘家➡︎海外でのプレーを模索[8]
昨年登場した木下と古木が2年連続で登場
球界復帰を目指した古木でしたが、NPBから獲得球団は現れず、アメリカの独立リーグに入団し引退
ヤクルトで登板なしに終わった木下は3年連続での戦力外となり、現役を引退しました。
ロッテから戦力外の松本はテストに合格しオリックスに入団するも、13試合の登板で防御率二桁と振るわず一年で戦力外。楽天から戦力外を受けた中谷も5試合の出場にとどまり一年で現役を引退しています。
社会人からNPB復帰を目指したGG佐藤は、伊東監督の誘いを受けてロッテに入団し30試合に出場。翌年も契約更新をしましたが、一軍の試合に出ることはなく現役を引退しました。
2013年
156キロ左腕で注目された辻内は現役引退後すぐに不動産へと転職。しかし、この放送を見た女子プロ野球が入団時よりケガと向き合い努力してきた辻内を評価して2014年よりコーチとして採用しました。
DeNAからBC富山に移籍した安斉は一年で引退。同じくDeNAから戦力外を受けた細山田はソフトバンクで3年間プレーしました。
2014年
DeNAで活躍した藤江は秋季キャンプでのテストに合格し、楽天に入団するも二試合の登板にとどまり戦力外。その後アメリカの独立リーグに入団し、秋に現役を引退しました。
オリックスの八木は中日に入団すると、開幕ローテに入る活躍を見せ、その年に4勝。その後、大きな活躍はできませんでしたが、ドラゴンズで3シーズン過ごしました。
2015年
現在Youtuberとしても活躍する矢地健人は社会人野球に進みにシーズンプレー
ロッテの中後はBCリーグ→アメリカマイナーリーグを経て、2018年にDeNAへ入団。
今オフに戦力外を受けましたが、獲得する球団は現れるのでしょうか。
2016年
番組史上初の全員引退という珍事が起こった年です。
入団から4年連続50試合登板の伊藤は、トライアウト受験後に巨人からテスト入団の誘いがありましたが不合格となり現役を引退
中日から戦力外の西川も22歳と若く、トライアウトでも打者3人を無安打1奪三振に抑えましたが、どこからもオファーがなく、現役を引退してドラゴンズの打撃投手となりました。
2017年
社会人野球の深谷組に入社した高橋は翌年もトライアウトを受験しましたが、NPBからのオファーがなく現役を引退
楽天から戦力外の片山は一年でNPBに復帰することを目標としていましたが、現在もBS武蔵で内野手としてプレー
2005年ぶりに古巣へと復帰した實松は2軍育成コーチと兼任で日ハムに入団し、2019年に引退しました
2018年
昨年、日本一の直後に戦力外通告を受けた城所はトライアウトに参加し、4打数2安打の活躍を見せるもどこからも声がかからずに引退
ヤクルトから戦力外の古野も打者3人を被安打1に抑えましたが、NPBからのオファーがなく現役を引退しました
元オリックスの塚田は2017年に戦力外通告を受けており、2018年はBC福井でプレーしていました。
秋にトライアウトを受験しましたが、獲得球団があらわれず、BC福井に残留しています
まとめ
今回調べてみて、以下の3点がわかりました
✔️番組で取り上げられた53人のうち、NPBに復帰できたのは19人
✔️2010年代からは社会人・独立リーグへの移籍が増えてきている
✔️NPBに復帰できても一年以内に戦力外になることがほとんど
やはり多くの選手は引退されていました。
しかし、2010年代からはNPB以外の選択肢も増え始めており、社会人チームで野球をやりながら社会人としてのスキルが高められるようになってきたのは良い傾向なのではないでしょうか。
昨日行われた12球団合同トライアウト
今年は何人の選手が再びNPBに場に戻って来られるのでしょうか。