大松尚逸さんのKY記録完全版
伝説のKY男、大松尚逸
彼の伝説はいつから始まったのか、いまこそ振り返ろう。
彼の伝説はあの日から始まった、、
2009年7月10日日ハム戦。相手投手の多田野が9回二死までノーヒットノーランの好投を見せる。
そんな中迎えたバッターは”大松尚逸”
誰もがノーヒットノーランを期待する中、大松の放った打球は、、
無情にもHのランプが電光掲示板に灯ったのであった。
その後試合はロッテの敗戦で終わるのだが、ただ一人ヒットをうった大松だけがはしゃいで回ったことから大松KY疑惑が発生したのであった。
その後も、2009年の広島戦でチームが同一イニング15得点、打者20人のNPB記録を打ち立てる中、ただ一人得点はおろか進塁にも貢献せず、2アウトをひとりで稼いだばかりか、ただひとり一イニング3打席という日本記録をいただいてしまう。
さらに別の試合では、金・井口が二者連続ホームランを放った後に2塁打をぶちかまし、次打者のサブローがホームランを打ったため、幻の4者連続ホームランを引き起こす。
なお、次の打席から大松は2打席連続ホームランを打っている。
そんな2009年の大松の年間記録は「打率.269 本塁打19 打点69」というなんとも気持ちの悪い成績を残すのであった。
ロッテで数々のKY伝説を引き起こした大松だったが、2016年に戦力外通告を受け、伝説に終止符を打たれるかと思われた。その後ヤクルトに入団する。
ヤクルトでもそのKYぶりを遺憾無く発揮する大松。
中日ドラゴンズ戦では、0 –10の劣勢から追い上げ、延長10回にサヨナラホームランを打つのは朝飯前として、
9月16日の広島戦では26年ぶりの優勝を地元で見守るファンにがいるにも関わらず、8回の裏に同点タイムリーを放ったため
- 広島26年ぶりの優勝を延期
- 地元での優勝を阻止
- セパ同時優勝を阻止
- 最多勝争いの薮田の価値を消す
といった記録を一瞬にして作り上げたのであった。
そんな数々のKY記録を打ち立てた大松であったが、2018年オフにヤクルトから戦力外通告を受けている。
現在はBC福井に入団しており、NPB復帰を目指して今日もバットを振り続けている。