2018年戦力外通告選手の2019年成績を調査してみた!
今年もいよいよやってきた戦力外通告
期待していたあの選手がクビにならないか、気になっていた他球団の選手はどうなるか
プロ野球ファンも不安で眠れない季節です。
(僕は昨日13時間寝てました)
さて、戦力外通告というのはプロ野球選手でいられなくなるだけでなく、他球団に移籍してもう一花咲かせるチャンスでもあるわけです。
ということで、今回は2018年に戦力外になったけど、他球団に拾われた選手の2019年の成績を調べてみました!
戦力外の選手たちは本当に宝の山なのか、徹底検証です!
※金額の折り合いがつかなくて自由契約を選んだ選手や育成再契約の選手は含みません
巨人
山下亜文(23)
【今季成績】※二軍成績
登板 2
投球回 2
防御率 0.00
勝利 0
敗戦 0
昨年ソフトバンクから育成契約でやってきた山下選手
登板機会こそ少ないものの、それなりに結果を出していました。
夏頃にサイドスローへ転向し、来シーズン以降の活躍が期待されていましたが、残念ながら今年も戦力外通告を受けています。
育成選手ですので、再契約がもしかしたらあるかもしれないのと、他球団から支配下契約があるかもしれないので期待しましょう!
横浜
中井大介(29)
【今季成績】
試合 79
打率 .245
安打 40
本塁打 14
打点 7
盗塁 2
昨年、巨人から戦力外を受けた中井選手でしたが、二遊間が弱いDeNAをしっかりサポートしています。
特に安打数もキャリアを通じて3番目に多く(2013 45本、2017 57本)移籍先で花開いたと言えるでしょう。
ただ、内野のユーティリティ選手は毎年 戦力外市場におおく出てくるので、まもなく30歳の中井選手はさらなる活躍を見せないとすぐに退団させられる可能性もあるので要注意です。
獲得なし。
広島
獲得なし。
中日
獲得なし。
ヤク
五十嵐亮太(40)
【今季成績】
登板 45
投球回 42.1
防御率 2.98
勝利 5
敗戦 1
寺原隼人(35)
【今季成績】
登板 4
投球回 16
防御率 6.19
勝利 2
敗戦 1
剛腕で鳴らしたベテラン投手を獲得したヤクルトスワローズ
特に元ヤクルトの五十嵐選手は、キャリアをヤクルトで終わらせるために獲得したのかな?と勝手に考えていましたが、本当にすみませんでした。
45試合に登板し、防御率2点代のリーグ屈指のリリーフとして苦しいチームを助けました。
一方の寺原投手は往年の活躍はできませんでしたが、4試合に登板しており、来シーズンの飛躍が期待されています。
西武
廖任磊(25)
【今季成績】
登板 3
投球回 3
防御率 3.00
勝利 0
敗戦 0
2mを超える巨体が武器のリャオ投手。
昨年ジャイアンツをクビになりましたが、移籍先の西武でプロ入り初登板を果たします
2軍では主に中継ぎで26試合に登板しており、25歳という年齢もあって今後どんどん日本球界に順応していくかもしれません!
福岡
獲得なし。
獲得なし。
千葉
茶谷健太(21)
【今季成績】※二軍成績
試合 118
打率 .271
安打 102
本塁打 6
打点 48
盗塁 8
細川享(39)
【今季成績】
試合 31
打率 .333
安打 2
本塁打 0
打点 1
盗塁 0
2選手を獲得した千葉ロッテ
2018年全体でも実績のない若手野手を獲得したのはここだけでしょう。
ソフトバンクから入団した茶谷選手は、一軍には出場できなかったものの二軍で118試合の出場と存在感を見せます。
年齢も若く、長い目で見て欲しいのは山々ですが、戦力外からきた選手はそこそこの成績を残していても簡単にクビになってしまうので、来シーズン早くも結果が求められてくるでしょう。
もう1人の細川選手は実績を買われての入団
西武→ソフトバンク→楽天を渡り歩いてきたベテランは、これでパリーグ4球団目
抑え捕手としての起用がほとんどですが、裏では若手投手や若い捕手陣のサポートなどで貢献しています。
ハム
獲得選手なし。
オリ
獲得選手なし。
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いかがだったでしょうか?
丸選手や西投手のFAやそれに伴う保証選手の話題で盛り上がった昨オフでしたが、戦力外市場は例年に比べて盛り上がりに欠けた印象です。
特に野手の獲得はかなり少なく、あったとしても過去に実績がない厳しい状況でした。
今年は球界を揺るがす大物選手のFAは比較的少ない年なので、戦力外の選手にも契約のチャンスが多いかもしれませんね!