yakyuukiroku’s blog

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ドラフト2019勝ち組ランキング

 今年もドラフトで指名されなかったいちごじです。

さぁ!年に一度のビッグイベントドラフト会議2019が終了しましたね!

 

みなさんのお気に入り球団は納得の指名ができましたか?

1巡目で希望の選手が取れた球団や、下位指名で大きく盛り返した球団もあり、今年も大盛り上がりのドラフト会議でした。

 

みんながハッピーな結末を迎えられたら一番いいんですけど、そこは勝負事。

今年もしっかり振り返っていきたいと思います!

 

それではいちごじ的、ドラフト勝ち組ランキングを発表していきたいと思います!

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順位づけの基準は

  • 選手の素材
  • 指名球団の育成能力
  • 補強ポイントかどうか

となっているので、単にいい選手を乱獲するのでなく、本当にチームに必要か、きちんと育てあげられるかが重要になっています!

 

2019ドラフト勝ち組ランキング

 

1位 千葉ロッテマリーンズ
2位 東京ヤクルトスワローズ
3位 中日ドラゴンズ
4位 広島東洋カープ
5位 西武ライオンズ
6位 福岡ソフトバンクホークス
7位 阪神タイガース
8位 横浜DeNA
9位 北海道日本ハムファイターズ
10位 読売ジャイアンツ
11位 東北楽天イーグルス
12位 オリックスバファローズ

 

このような順位とさせていただきます!

え?あの球団がこんなに高いの?

 

やら

 

なんでこんなに順位が低いんだよ!

との声が聞こえてきそうなので、上位から順に徹底解明していきます!

 

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まずは一位に輝いた千葉ロッテから
一巡目指名で『令和の怪物』佐々木郎希投手を競合の末獲得。

さらに、二巡目には今季No1キャッチャーの佐藤捕手を獲得するなど、まさに素材・補強ポイント文句なしの指名を行います。

 

三巡目には高齢化が進む外野のなか、国土館の高部を指名、全体的なバランスを考え下位で投手と内野手を獲得して5人の指名で切り上げたのもかなりの余裕が見えてきます。

 

近年、ドラフトの目玉を手に入れ続けている千葉ロッテ
黄金期がやってくるのも近いかも?

 

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第2位としたのはヤクルトスワローズ

一巡目で佐々木を凌ぐ完成度の奥川恭伸投手を見事獲得します。
弱点である投手を上位4枠使っての指名は高津新監督の強い思いが伝わってきますが、高齢化が進む外野の選手を一人も指名しなかったのが残念でしたね、、

ただ、下位で指名した両選手とも高校生であることからコンバート前提での獲得であることが濃厚なので、早ければ5年以内に一軍で活躍する姿が見えてくるかもしれません!

 

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3位に選んだのは中日ドラゴンズ

1位指名を石川昴弥と公言したのにも関わらず、三球団競合となったのは意外でした。

しかし、みごと与田監督が引き当てます。

2位で橋本選手を指名したのは意外でしたが、年齢層が高く層も薄かった捕手を4位で郡司選手を取れたのは大きかったです。

その他指名選手も非常に優秀なのですが、育成で名古屋大学初のプロ野球選手となる松田亘哲投手を指名できたのは良かった!

 

これで東海圏の経営者からレギュラーシートをたくさん買ってもらう口実ができたはずです!

 

全体的にバランスのとれた素晴らしい指名です!

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4位にしたのは広島カープ
中日と非常に悩みました。

 

その理由はドラフト5位の石原捕手の獲得です。
この年代は、坂倉選手や中村奨成選手など優秀な捕手がいるにも関わらず、あえて似た年代の石原捕手を獲得したことに疑問が残ります。

 

どちらかの選手をコンバート前提ならいいのですが、個人的には両選手が絶対的正捕手になることに球団が不安を感じているのでは?と勘ぐってしまいました。

 

しかし、大学No1.投手の森下投手を一本釣りできたのはおみごとでした!

 

将来的に広島大卒投手陣の中心となっていくピッチャーへと成長していくでしょう。

 

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第5位は今年パリーグを二連覇した西武ライオンズ


一巡目で佐々木投手を外すも、すぐさま即戦力の宮川投手でリカバリ
上位三枠を即戦力投手で固めたのもチーム状況からみて妥当といえるでしょう。

個人的に大注目なのが明徳義塾高校卒業の岸潤一郎選手

甲子園を沸かせた元スーパースターが俊足型外野手としてプロ入りできたことは全プロ野球ファンが待ち望んだ待望の指名だったでしょう。

 

大当たりはできなくとも、全体的に一軍戦力になってくれる選手を指名できた好ドラフトです。

 

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第6位は福岡ソフトバンクホークス

 

正直いって1位指名に佐藤直樹選手は驚きましたが、50m5.8秒。遠投120mの走攻守揃ったバランス型の右バッターです。

打撃こそムラがありますが、走塁と守備は早くも一軍レギュラー級。右のクラッチヒッターが必要なソフトバンクにとってどうしても補強したいポイントでしたね。

 

2位指名の海野捕手もドラ1候補の良選手ですが、絶対的正捕手の甲斐拓也選手も26歳と若く、どのような起用になるかは不透明です。

 

その点3位の津森投手は即戦力型の好投手で、来年から早くも40試合程度は投げられると計算しての指名だったでしょう。

 

下位の小林・柳町選手も長打が魅力の高バッターと評価が高く、柳町選手は第二の中川圭太になれる逸材ではないでしょうか!

 

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ここからは折り返しの7位となります。

 

7番目としたのは阪神タイガース

 

正直いってかなり良い指名です。甲子園のスターたちを大量指名しており、他の採点サイトでは上位にランクインしていることもかなり多いです。

 

特に西・及川の左右の好投手や高齢化が進む外野に大砲候補の井上選手など、ファン待望の指名に見えますが、いちごじ的に一言。

 

育てられるの?です。

 

もともと高卒選手の育成自体かなり難易度が高く、過去大成した選手の多くがドラ1競合クラスである中、5位指名まで高卒選手で固めてしまったのは1プロ野球ファンとして少し疑問が残りました。

 

さらに一軍・二軍両打撃コーチが一気に刷新されていることもかなり不安で、球団として育成したい野手があまり定まっていないのではないか、
高卒投手を育成できたのはどれだけ遡るのか、

 

指名した選手がいいだけに、球団として選手の育成プランを一貫して欲しいところです。

 

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8位はDeNAベイスターズ

 

まさかの一巡目指名に森敬斗投手をサプライズ指名

 

ツイッターで競合したらラミレス監督がくじを引くといっていたので、競合覚悟かな?
と思っていただけに驚きました。

 

2位の坂本投手、3位の伊勢投手も非常にいいピッチャーですし、東妻捕手と田部内野手もチーム状況から見てかなり良い指名でしたが
自信を持ってこの選手はレギュラーを張れるぞ!と言い切れる選手には乏しいと感じてしまったためこの順位。

 

どれだけここで指名した選手を実戦で使えるかが鍵となってきそうです。

 

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9位は北海道日本ハムファイターズ

 

今シーズン投手運用に苦しんだ日本ハム
実はピッチャーの登板機会の日本記録を樹立してしまいました。

 

それもあってか指名した4投手は全員即戦力と、はやくも来シーズンからフル稼働する予兆がビンビンに伝わってきます。

 

補強ポイントとしては評価しますが、長い目で見ると指名だったとは言いづらいですね。

 

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10位としたのは読売ジャイアンツ

 

3年連続でくじを二度外すという不運に見舞われたジャイアンツ。

 

その割にはうまくまとめたといっていい指名でしょう

 

野投手いこう、生え抜きのピッチャーが出てこないなか思い切って高卒の堀田投手を指名してきました。
投球スタイルや体格が菅野投手に似ていることから、将来のエース候補として現エースから多くのことを吸収して欲しいところです。

 

また、なかなか埋まらない先発ローテにはJR東日本から大型右腕太田投手を指名し、即戦力投手も確保

 

その後は年齢層の高い外野に二人の高校生を指名するというバランスのとれた指名となりました。

 

ただ残念なのが、高齢化の進む外野の守備を任せられる選手や内野を守れる若手を指名できなかったのは来年以降のドラフトが不自由になってきそうなところです。

 

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11位は東北楽天イーグルス

 

悪い指名というわけではないですが、チームの補強ポイントに全くあっていないという印象です。

 

正捕手が固定できていないのに、佐藤・海野・郡司をスルーし続け7位でやっと捕手の指名

 

岸・則本の好投手右腕につぐローテ左腕が欲しいところでしたが、こちらもうまくいかず

 

下位指名でうまくチーム状況に合わせようとしていましたが、それならば上位でもっと攻めた指名を見して欲しかったですね。

 

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個人的に最下位にさせていただいたのはオリックスバファローズ

 

1位指名に東邦高校の石川選手を指名するのはチーム状況から見ていい指名でしたが、抽選に外れ再度指名になります。

 

次の指名ではJFEの河野投手を指名しますが、これまた競合となり抽選でまた敗北。

 

抽選で外すのはしょうがないとして、最終的に指名したのが興南高校の宮城投手。

 

本来ドラ1クラスの好投手であることに間違いはないのですが、低評価にした理由は『一貫性のなさ』この一言に尽きます

 

高卒スラッガーを指名したと思えば次の指名で社会人投手の指名。
それがダメだったら次は高卒投手を指名するなど、まったくをもって戦略性が見えてきませんでした。

 

すると二巡目には一巡目でとれなかった高卒内野手を指名したかと思えば、三巡目には外れ一位でとれなかった即戦力投手を指名するという暴挙に、、

 

指名選手がうんぬんというより、球団としてこれほど情けない指名を見たのは久しぶりです。

 

優先する選手の優先順位を徹底するか、他球団の指名をみて現場で柔軟に指名を行う。

どちらかに絞った意図のある指名をぜひともして欲しかったところです。

 

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以上が2019ドラフトのランキングでした!

 

個人的にロマンのある指名より、投手なら30試合登板。野手なら80試合出場くらいを計算できる選手を安定して指名した球団を上位にしたので、ロマン型の球団のファンの方はすみませんでした、、

 

色々偉そうなことを言いましたが、今シーズンの近本選手の活躍をみぬけませんでしたし、12球団指名予想も8球団しか当たっていないので、参考程度にとお考えください、、!

 

でもこうやってドラフト情報を求めていると全球団の選手に愛着がわくし、いろんな情報を知る機会になるので、ぜひとも読者の皆さんも『個人的ドラフトランキング』を作ってみてはいかがですか?

 

それでは今日、プロ野球の切符を手にした選手たちの活躍を祈って!

 

おやすみなさい💤

(ドラフト1時間前に作った指名予想記事)👇

 

yakyuukiroku.hateblo.jp