【巨人】FAでジャイアンツが獲得した選手まとめ
総勢26名のFA補強を誇るジャイアンツ
落合博満に清原和博、近年では丸とかね。
一件派手な補強が目立つジャイアンツですが、調べてみると時代によって補強選手の質に大きな特徴がありました。
さて、今年はどんな選手を補強するのやら、、
1990年代
- 1993年 落合 博満(中日)
- 1994年 川口 和久(広島)
- 1994年 広沢 克己(ヤクルト)
- 1995年 河野 博文(日ハム)
- 1996年 清原 和博(西武)
- 1999年 工藤 公康(ダイエー)
- 1999年 江藤 智 (広島)
1993年オフに導入されたFA権(フリーエージェント)を行使した第一号は落合博満選手。その落合選手を獲得したのは読売ジャイアンツでした。
その後も球団の弱点を補うというより、各球団のエースや4番をとにかく乱獲している印象です。
そのせいか、この年代に獲得した選手でジャイアンツで引退した選手はほとんどおらず、90年代後半の工藤公康と江藤智は、のちにFAで加入した選手の補償選手として退団しています。
2000年代
- 2001年 前田 幸長 (中日)
- 2005年 野口 茂樹 (中日)
- 2005年 豊田 清 (西武)
- 2006年 小笠原 道大(日ハム)
- 2006年 門倉 健 (横浜)
- 2009年 藤井 秀悟 (日ハム)
2000年代序盤は、生え抜きの仁志・清水・清原・二岡・阿部といった強力特野手陣がいたこともあって投手中心のFA補強です。
90年代ほどの球界のレジェンド級が少ないのは、2000年のイチロー選手のように有力選手がメジャーに挑戦していった影響がモロに出ています。
そんな中やってきたガッツこと、小笠原道大選手は4年連続3割30本を達成し、入団初年度にはMVPにも輝いています。
2010年代
- 2011年 村田 修一 (横浜)
- 2011年 杉内 俊哉 (ソフトバンク)
- 2013年 大竹 寛 (広島)
- 2013年 片岡 治大 (西武)
- 2014年 相川 亮二 (ヤクルト)
- 2014年 金城 龍彦 (横浜)
- 2015年 脇谷 亮太 (西武)
- 2016年 森福 允彦 (ソフトバンク)
- 2016年 山口 俊 (横浜)
- 2016年 陽 岱鋼 (日ハム)
- 2017年 野上 亮磨 (西武)
- 2018年 炭谷 銀仁朗(西武)
- 2018年 丸 佳浩 (広島)
メジャー移籍も一応の落ち着きを見せてきた近年、ジャイアンツは2013年から6年連続でのFA補強を行なっています。
特に杉内投手のFAは衝撃的で、会見の際にいい放った「携帯と一緒。新規には優しくて既存には厳しい」という名言は有名です。
そんな杉内投手や村田選手のような超一線級だけでなく、うまいことCランクの選手を獲得していたり、年間通じて活躍できなくても、要所要所で働いてくれる選手を獲得するなど、FA補強にもバリエージョンが増えてきたのが2010年代の特徴です。
まとめ
- 1990年代はとにかくビッグネームを乱獲
- 2000年代はメジャー流出もあって育成&外人補強
- 2010年代は要所でビッグネームを獲得して、あとは、たとえベンチになってもとにかく獲得!
こんな感じですかね。
2000年代はよく「ジャイアンツは強奪だ!」って意見がほんと多かったですね。
最近はソフトンバンクや楽天がその役割を買っていますが、どちらかというと最近の方がよっぽどFAに積極的だと感じますね。
陽岱鋼や野上・大竹の使われ方をみると「豪華だなぁ〜」と思う反面。
これがベンチにいるってすごすぎるやん、、って思いますしね。
いや、本当にすごいのは、FA選手をベンチにおいても不満の出ない、現巨人の監督の方かもしれませんね、、
今年もいくつかの獲得報道が出ていますが、果たしてどうなるのか、、