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【総勢54人】フレッシュオールスターMVPのその後を調べてみた②

この記事は、若手の登竜門であるフレッシュオールスターMVP選手の活躍度合いを検証する【フレッシュオールスターMVPのその後を調べてみた①】の続きです!

 

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1985-1989

 

 

1985年の白幡選手は通算8年で3球団を渡り歩き199試合に出場しています。
当時のニックネームは『メシ』大食いだったそうです。

 

1986年の廣瀬選手は俊足好守が評価された遊撃手で、大沢親分に見初められ32歳で初レギュラー。その後2年連続でGG &B9を獲得しています。

 

大久保博元選手。
本名だとわかりづらいですが『デーブ大久保』さんです
個人的に好きなので、Aランクにしました。

ブルーサンダー打線の一角、藤井康雄選手は打撃タイトルこそないものの、通算282本のホームランに加え、通算打率.252ながらOPSは.840と非常に長打力のある怖いバッターでした。

 

どちらかというと打撃コーチの印象の強い大村選手はプロ入り10年で441試合に出場しています。

 

 

1990-1994

 

 

衆議院議員こと石井選手がMVPを受賞しています。
通算974試合の出場にかかわらず、最多安打打点王のタイトルの他に、連続4番打者試合出場の記録も樹立するなど、印象に残る活躍を残しました。

 

ガニ股打法といえばこの人しかいないでしょう。
強烈なインパクトのバッティングスタイルに反して、どこでも守れるゆーテリーぷっりを評価され現役18年で1434試合に出場しています。

 

もはや説明不要!
鈴木一郎ことイチロー選手です!
もはやキャリアについては説明することがないので、フレッシュオールスターのことを話すと、8回に代打で登場すると有働克也から決勝ホームランを放ち、MVPと賞金100万円を手にします。
そして、獲得した賞金すべてを神戸市の養護施設に寄付をしたナイスガイです!
※この年のイチロー選手の年俸は430万

 

さぁ!
イチローの他にもこの年代は宝の山!
1993年にMVPを受賞したのは『代打の神様』こと桧山進次郎選手

1995年にレギュラーを獲得すると、以後2000年代中盤まで好打の外野手として活躍
その後は代打として勝負強いバッテイングを披露し続け、CS最終戦での代打ホームランはいまや伝説である。

 

1994年の井上選手もクセが強い!
1990年に投手として入団するも、まったく目が出ず1993年に野手転向し、翌年にフレッシュオールスターMVPを獲得します。
数年、低迷しますが、コーチの水谷実雄との出会いもあり、才能が開花。
開幕21試合連続安打の日本記録も達成しました。

 

 

1995-1999

 

 

優勝決定ホームラの印象が強い北川選手ですが、阪神でキャリアを開始しています。
入団一年目にMVPを獲得しますが、阪神在籍の6年間では90試合の出場にとどまっていました。

1996年の朝山選手は通算152試合の出場で引退。97年の倉野さんはダイエーで10年間、先発・中継ぎとして164試合に登板しています。

 

1998年のケサダ選手はカープアカデミー出身の外国人選手。
外国人選手としては、史上唯一のフレッシュオールスターMVPを獲得しましたが、この年のみの在籍となっています。

 

1999年には、長打力を武器にキャリアハイには22本塁打を達成した古木選手がMVPを獲得。

 

2000-2004

 

 

2000年代初のフレッシュオールスターMVPは広島の河内投手。
通算登板数は166試合(うち先発58試合)と少ないですが、キャリアハイの2004年にはオールスターに出場し、代走としての登場もありました。

 

21世紀初のMVPはWBCでB9も獲得した強打と好守が光る名キャッチャーです。
通算出場数は1089試合と印象ほど出場していませんが、B9・GG賞・最優秀バッテリー賞をそれぞれ2度獲得。通算本塁打も108本放つなど、一時代を築いた名キャッチャーであることに異論はないでしょう。

 

野村監督のF1セブンの一員藤本選手です。
2002年にフレッシュオールスターMVPを獲得していますが、前年に75試合に出場していたので、登竜門を駆け抜けたとは言いずらいですね。
それでも2003年には規定3割を達成するなど、鳥谷加入前のタイガース内野陣を盛り上げたのはこの藤本選手だといえるでしょう。

先日引退を発表された今江選手もフレッシュオールスター出身です。
里崎選手とは逆で、印象より活躍していた選手の1人ではないでしょうか?
高卒2年目にフレッシュオールスターMVPを獲得すると、その2年後にはチームトップの132試合に出場し、規定三割をクリア。B9・GG賞・日本シリーズMVP獲得という偉業を達成しました。

 

2004年は現役最高のヒットメイカ青木宣親選手がMVPを獲得しています。
この年こそ10試合の出場にとどまりましたが、翌年レギュラーを獲得すると、202安打を放ちイチロー以来2人目のシーズンに100安打の達成と首位打者を獲得します。
その後も安打を積み重ね、現在のNPB通算打率は.326をマークしており、歴代一位に君臨し続けています。

 

 

 

 

活躍に差があった以前と比べて、90年代前後にはMVPを獲得した選手のほとんどが一軍でレギュラーをつかみ始めていますね!

 

ちょうどこの頃からフレッシュオールスターMVPは一軍で活躍できる!
といわれ始めたので、まさに一致しています。

 

次が最後ですが、最近MVPを獲得した選手たちは果たして一軍で活躍しているのか、、

 

そして次なるスターは誰になるのか、、現代編もみていきましょう!

 

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