【総勢18人】新人特別表彰の受賞者のまとめ【後編】
この記事は
新人王特別表彰受賞者のまとめ記事の後編です!
前編はこちら!
1999年
<新人王>
松坂大輔(西武)
1年目(19歳)
[成績] 25試 180回 16勝5敗 151奪三振 防御率2.60
[通算] 205試 1403.2回 108勝60敗 1357奪三振 防御率2.96
<優秀新人賞>
1年目(26歳)
[成績] 26試 177回 11勝8敗 134奪三振 防御率2.85
[通算] 298試 1215.1回 54勝76敗 767奪三振 防御率4.10
その怪物ぶりに隠れたオリックス川越のピッチングにも称賛の声が高まり、特別賞が贈られました。
とはいえ、新人王の松坂との年齢差は8歳もあり、川越さんも素直には喜べなかったんんじゃないかなぁ
2007年
<新人王>
1年目(19歳)
[成績] 28試 186.1回 11勝7敗 196奪三振 防御率3.82
[通算] 175試 1315回 99勝35敗3S 1238奪三振 防御率2.30
<優秀新人賞>
岸 孝之(西武)
1年目(23歳)
[成績] 24試 156.1回 11勝7敗 142奪三振 防御率3.40
[通算] 252試 1697.1回 125勝84敗1S 1677奪三振 防御率3.02
11勝7敗とまったく同じ勝ち負けでしたが、奪三振と投球回数で上回ったマー君が新人王を受賞します。
特別賞に輝いた岸が現在の楽天のエースというのは、少し因縁を感じますね。
2008年
<新人王>
山口鉄也(巨人)
3年目(25歳)
[成績] 67試 73.2回 11勝2敗2S・23H 69奪三振 防御率2.32
[通算] 642試 639.2回 52勝27敗29S・273H 509奪三振 防御率2.34
<新人選手特別賞>
坂本勇人(巨人)
2年目(20歳)
[成績] 144試 率.257 134安打 8本 43打点
[通算] 1670試 率.293 1884安打 223本 800打点
新人王・特別賞ともにジャイアンツから排出された2008年
この年に特別賞を受賞した坂本勇人は入団2年目で、唯一のルーキー以外の特別賞となっています。
果たしてヤクルトの村上は坂本以来ふたり目の高卒2年目特別賞になるのか、、
坂本以来というのは、それはそれで名誉ですよね。
2011年
<新人王>
牧田和久(西武)
1年目(27歳)
[成績] 55試 127.2回 5勝7敗22S・1H 86奪三振 防御率2.61
[通算] 276試 921.1回 53勝49敗25S・54H 514奪三振 防御率2.83
<優秀新人賞>
1年目(23歳)
[成績] 24試 154.2回 9勝9敗 113奪三振 防御率2.85
[通算] 132試 783回 42勝48敗 577奪三振 防御率3.67
先発・抑えとフル回転のアンダースロー牧田が新人王に輝きました。
個人的には塩見投手が特別賞を受賞しているのは初耳で驚いたのですが、規定投球回に到達して防御率2点台なら納得のひとことです。
欲をいえば、あと一勝していたら新人王は塩見だったかもしれませんね。
読者さんはどっち派ですか?
2012年
<新人王>
益田直也(ロッテ)
1年目(23歳)
[成績] 72試 75.1回 2勝2敗1S・41H 57奪三振 防御率1.67
[通算] 472試 458.2回 23勝30敗88S・140H 404奪三振 防御率2.98
<優秀新人賞>
1年目(19歳)
[成績] 11試 67回 8勝1敗 67奪三振 防御率1.07
[通算] 159試 829.2回 57勝38敗 690奪三振 防御率3.30
新人シーズン最多記録となる72登板・41Hを記録した益田が新人王を受賞。
それには及びませんでしたが、11登板で8勝、防御率1.07をマークした武田が特別賞に輝いています。
11登板での受賞はかなり異例ですが、もし仮に益田投手がいなかったら武田投手が新人王だったんですかね?
そしたら史上最少登板での新人王になると思いますが、果たしてどうなってたことやら、、
歴史は闇の中に、、
2013年
<新人王>
小川泰弘(ヤクルト)
1年目(23歳)
[成績] 26試 178回 16勝4敗 135奪三振 防御率2.93
[通算] 161試 1004回 65勝51敗1H 820奪三振 防御率3.51
<新人特別賞>
菅野智之(巨人)
1年目(24歳)
[成績] 27試 176回 13勝6敗 155奪三振 防御率3.12
[通算] 176試 1222.2回 87勝47敗 1083奪三振 防御率2.36
1年目(19歳)
[成績] 24試 137.2回 10勝6敗 126奪三振 防御率2.75
[通算] 128試 803回 50勝40敗 809奪三振 防御率3.25
投手だけの争いなら、歴代屈指の激しさの2013年
最多勝に輝いた小川が新人王に輝きましたが、ポストシーズンで好投した菅野・高卒ルーキーながら10勝をマークした藤浪が特別賞に輝きました。
ポストシーズン中の菅野・小川論争の激しさは、今でも忘れることができませんね。
菅野を新人王にしたいジャイアンツファンと、小川を新人王にしたい11球団ファン。たまに現れる藤浪論者の争いは毎日ツイッターで繰り広げられていました。
2017年
<新人王>
京田陽太(中日)
1年目(23歳)
[成績] 141試 率.264 149安打 4本 36打点 23盗塁
[通算] 424試 率.249 411安打 11本 120打点 60盗塁
<新人特別賞>
濱口遥大(DeNA)
1年目(23歳)
[成績] 22試 123.2回 10勝6敗 136奪三振 防御率3.57
[通算] 58試 300.2回 20勝16敗 318奪三振 防御率3.56
現在最後の特別賞はDeNAの濱口投手
シーズン終了後から京田・濱口論争がありましたが、蓋を開けてみると京田選手が新人王
これで終わりなら良かったのに、対抗の濱口が新人王投票で3位で、まったく話題に上がらなかった阪神の大山が2位を獲得してしまい、投票記者への不満が大爆発しました。
特別賞には3位の濱口が選ばれるも、2位の大山は「表彰なし」という珍しい現象が発生した年でした。
まとめ
以上の18名の選手が『新人特別賞』に輝いた18人の選手です!
新人王を受賞してもその後、活躍できない選手が多いなか、
特別賞に輝いた選手は、けっこう長いこと活躍している人が多いイメージですね。
新人王を逃した選手って言うとイメージはあんまり良くないけど、本当に大事なのは2年目のジンクスをどう乗り越えていくか。
あ、2年目のジンクスといえばこの記事もどうぞ。